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右向きにシッツしている盲導犬のイラスト
ボランティア リレーエッセイ "ボクだって わたしだって おりこうなんだもん"
最新号 第21話  第20話  第19話
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"ボクだって わたしだって おりこうなんだもん" 2016年6月〜2017年4月分
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ユーザー リレーエッセー "あいつと私"
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東京メトロ銀座線青山1丁目駅ホームでの盲導犬使用者の転落事故に関する声明 (平成28年9月)

平成28年度 執行部組織
交流会開催費補助制度(平成28年6月1日改正)を更新しました。
★ 第22回総会(平成28年5月)で承認されました、全日本盲導犬使用者の会 『規約』と『役員選挙管理規定』が更新されました。
 
★ 日本補助犬情報センター 「補助犬受入実態の把握および阻害要因の調査報告(補助犬ユーザーアンケート調査編)」(外窓で開く)
★ 全国盲導犬施設連合会 情報誌 DUET25号・盲導犬情報第16号 (外窓で開く)
歩行・お仕事中の盲導犬。お仕事中の盲導犬には、声をかけないでくださいね < m(__)m >
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鹿児島大会にて、盲導犬たち No,7鹿児島大会にて、盲導犬たち No,8

ボランティア リレーエッセー "ボクだって、わたしだって、おりこうなんだもん! "

第21話 わたしだって おりこうなんだもん !

茨城県ひたち海浜公園 秋のコキアで、お父さんのソフトクリームを舌を出しておねだりし見つめているところ2011年3月。キャリアチェンジ犬の申し込みをして3年目。突然、仙台盲導犬協会から電話をいただき3月9日、協会へ迎えに行きました。案内された部屋で待っている間、ドキドキ、ワクワク。ビバリーは部屋に入って来ると同時に折れんばかりに尻尾を振ってお父さんが尻餅をつくほどの勢いで喜んで飛びついて来ました。うわ〜。小柄で可愛く元気のいい黒ラブの女の子。初めてのビバリーとの出会いでした。
我が家へやって来て2日目。慣れない環境の中、東日本大震災で被災し、ビバリーを連れて避難したこともありました。しかし、ビバリーはどんな状況にも動じることなく、不安でいっぱいだった私達家族は励まされました。ビバリーと一緒に災害を乗り越え、我が家にとっては運命の家族となりました。
あれから6年3ヶ月が過ぎました。私達にとってビバリーは四代目の家族でした。犬を飼い始めて20年以上、先代犬達とは日帰りの旅行しかしたことがありませんでしたが、ビバリーは無駄吠えすることも無く、食事中もお利口に待っていることが出来るので安心して一緒にお泊りの旅行も出来るようになりました。紅葉を見に行ったりお花見に行ったり、今ではどこに行くのも一緒です。また、盲導犬協会の募金活動にも参加させていただきました。大人しく立派に募金活動をしている盲導犬の側で、撫ででもらってお腹を見せたり、喜んで尻尾をフリフリしたり、ペロペロなめてみたり、時には飛びついてみたり。人が大好きなビバリーはやりたい放題。この子は盲導犬の訓練を受けましたが残念ながら盲導犬になれなかったので、今は我が家の家庭犬として飼われています。と説明すると、「こんなにお利口ちゃんなのにどうして盲導犬になれなかったのかしらね?」「訓練頑張ったのに残念だったわねぇ」と親バカですがなかなかの人気者で、みなさんに沢山の募金していただきました。ビバリーは盲導犬としてのお仕事は出来ませんでしたが、募金活動を通じて少しでも協会のお手伝い出来たことが嬉しく、頼もしく思いました。そして、何より人を笑顔にすることが得意なことも発見しました。
そんなビバリーも8歳になりだんだん白い毛が目立つようになりました。
ちょっと頑固だけど・・・食いしん坊でいたずら大好き。愛嬌があって人が大好き。みんなを笑顔にしてくれる我が家の可愛いお姫様。大事な家族の一員です。
お父さんもお母さんもビバリーの事が大好きだよ。長生きしようね。



第20話 わたしだって おりこうなんだもん !

ワンたちと30年

レディ 右上 2009年1月21日 自宅にて パーミー 左下 2015年4月12日 近くの公園にて PM5:55,背後でトッ,トッ,トッ,トッ,右往左往するリズミカルな足音,夕食の催促に来たパーミー。我が家で三代目のお嬢様。 (パ:おなかすいた。早く〜)
初代は迷い犬,玄関ポーチでシッポふっていた「チャチャ」。白毛,柴犬風のミックス。 (チ:ほら見て,ワタシはいい子だよ〜ん) 実年齢は不明だが,15年間暮らした。
二代目「レディ」。仙台訓練センター開所後1年たった平成14年,地元紙の情報欄でリジェクトウォーカー(現CC犬飼育ボランティア)の募集記事を発見。チャチャを亡くしての寂しさに耐えられず,即電話して面会となった。依存が強いためCC犬となり,引き取られたが返され,仙台の我が家に到着した。初日の夜,ゲージに入れて3分もしないうちに引っかきまくり,ヒメイのような鳴き声を上げ,30分後には我々夫婦と一匹は茶の間にお泊りとなった。いろいろ試して二階寝室,ベッドの足元に落ち着いた。 (レ:一人はイヤッ!!)
最初にレディを見たとき,こんがり焼けたトーストのような毛色でバター塗ったらおいしいかも・・・と思った。おっとりと穏やかな性格で,どんな犬とも付き合えたが,どちらかと言えば人間の方が好き!な子。コンビニに行くのも旅行でも連れて出かけた。(レ:留守番は大キライ!!!)
平成23年3月11日午後2時46分,我が家から「日常茶飯事」が消えた。家も人も犬も無事なのが救いだった。あの日の夜,ローソク1本の灯りだけ,冷蔵庫の残りものの夕食,つけっぱなしのラジオ,たびたび来る強い揺れ,ケータイ通じない,状況が分からない,安否の確認もできない,見えない袋に放り込まれ揺さぶられているような感覚,真っ暗な市内,満天の星空,よりそって寝たレディのあったかさ,におい。
夜が明けてからは「生活」することに集中せざるを得なかった。その約3年後,レディが逝った。今でも強く残っている記憶です。ねえレディ,一緒にいた 12年間は楽しかったかな?
そして,「パーミー」。レディが逝って間もなくやって来たスリムで足長のお嬢様。快活で,なでなでが,引っ張りっこが,砂浜遊びが,紙袋を破くのが大好き。でも,チョッピリ“犬見知り”しちゃう (パ:おとさんとおかさんがいれば、いーの!)
まだまだおハネさんです。

 ワンたちと生活して30年近く経ちます。気が付けば,生活の中心はワンたち!!
用事があって出かけるけど,家に人間が一人いるからダイジョウブだな… そんな有様です。きっとこれからもそうだよね,ワンたち?(チ,レ,パ:エヘヘ〜 親バカですねぇ)
あ〜,やっぱりそうなっちゃうよな〜



第19話 ボクだって おりこうなんだもん !

秋田県玉川で主人とルシアンがカナディアンカヌーで川下り 私たち夫婦にとって先代犬のフラットコーデッドレトリバー(♀)は我が子どもの様に可愛がり、どこに行くのも一緒でした。

とある春の日、その先代犬が腎臓疾患で7歳の誕生日を前に亡くなってからは、深い悲しみと喪失感に襲われ、夫婦ともに心にぽっかり穴が空いたかのような日々が続きました。
新しい子を迎えたい・・そんな気持ちになれたのは先代犬が空に旅立ってから100日を過ぎてらからでした。

夫婦で話し合った結果、「次に迎える子はキャリアチェンジ犬のレトリバーにしよう」という結論になりました。
理由は愛らしいレトリバーのその性格や大きな存在感も魅力的なのですが、楽しく尊い思い出をくれた先代犬に感謝の意味を込めて、レトリバーと盲導犬協会、またボランティアという形で社会とつながっていくことが犬への恩返しにもつながるのでは、と考えたからです。

CC犬の申し込みを終えてからは協会からの連絡がとても待ち遠しかったです。
協会からの連絡がこないのは「きっと先代犬からの許しをもらえてないんだね」と納得してその日を待ちました。

先代犬の命日を目の前にしたある日、協会の奥澤さんからの連絡があったときは先代犬が許してくれた、という安堵感と、また以前のような犬と暮らせる楽しく生活ができる喜びに大きく胸を膨らませたのを覚えています。

協会での面談にて初めて出会ったルシアン(♂1歳半)。七頭兄妹の中でも最も早期にキャリアのチェンジが確定したとのこと。
理由も納得、とても やんちゃで わがまま マイペース・・。好奇心の塊のような自分と似ている(?)その性格が凄く魅力的で、すぐに彼に惹かれました。

協会のご配慮でのトライアル期間を経て、十分納得の上でルシアンとの生活が始まり、今では我が家の家族になってあっという間に一年が過ぎました。

アウトドアが好きな我が家。一緒に旅ができるように車にはケージ備え付けのキャンピングカーに買い換えました。
また週末は、趣味のカナディアンカヌーに乗せて川や湖で遊んでいます。水にも慣れて今では自分から「乗せてよっ」と言わんばかりにカヌーに乗り込んでくるんですよ。

最近では少しずつマイペースな性格も落ち着いてきて、とてもいい子に育っているのを実感しながら、毎日のルシアンとの生活を楽しんでいます。

ルシアンが家族になり、また以前のように夫婦の中での新しい会話が増え、また人とのつながりが増え、何より満たされた日々が続いています。

キャリアチェンジした子がいつか一生を終えるとき、「本当に幸せだったな・・」、と思ってくれるように、毎日「大好きだよ」と必ず声をかけながら、日々の生活で悔いの無いよう精いっぱいの愛情を注いで接しています。

ルシアン、うちの子になってくれてありがとう。
立派な家族の一員として夫婦の絆を支えるキャリアを全うしてくれています。

これからもよろしくね。

東京メトロ銀座線青山1丁目駅ホームでの盲導犬使用者の転落事故に関する声明

 平成28年8月15日17時45分ころ東京メトロ銀座線 青山1丁目駅 渋谷方面ホームから盲導犬使用者の品田 直人氏が転落、死亡するという大変痛ましい事故が起きました。
被害者ご本人はもとより、ご家族様に深く哀悼の意を表します。

 駅ホームは視覚障碍者にとって欄干のない橋を歩いているような場所です。盲導犬使用者の私たちも転落しましたら命がないか、或いは大きな怪我を負うことは必定な場所です。それだけに私たちはパートナーの盲導犬との慎重な歩行を行っていますが、その駅ホームによっては狭い場所に柱やベンチ等、多くの障害物があります。その上、電車に乗り降りする人等、本当に多種多様な利用者が行き来し、非常に危険な場所であります。
特に駅ホームでは、走行する電車の音が反響し、時にはホームでのアナウンスが聞き取れない場合が多々あります。
そんな悪条件が重なると、私たち盲導犬使用者は現状判断ミスをしてしまうことさえあります。
もちろん同伴する盲導犬は決してスーパードッグではありません。あくまでも私たち使用者の指示により、彼らは自分の能力を発揮するのです。
盲導犬使用者にとって、安全、安心できる歩行、各種交通機関を利用しての安全、安心できる移動は、日常的に強く切望するところです。

 今回の東京メトロ銀座線 青山1丁目駅ホームから盲導犬使用者が転落死したという悲報を受け、私たち全日本盲導犬使用者の会は、より安全に、より安心できる駅ホームを利用するために、次のことを強く求めます。

一 ホームドアの早急な設置と、ホームの点字ブロックの再点検等、ホーム上の再度の安全点検をすること。
一 すべての駅ホームに安全監視員など駅係員の人員を増やすと共に、その在所時間帯を長くすること。
一 ホームでの歩きスマホや、点字ブロック上の歩行を妨げる行為等、迷惑行為を強制的に禁止すること。
一 すべての駅に内方線付き点状ブロックを敷設するとともに、視覚障碍者がホーム上の点字ブロックを踏み越え、線路側により近い場所に足を踏み入れたことが、自分自身の足裏の感覚で確実に判断できるよう、ホーム端の部分の床材を容易に判断可能な材質にすること。
一 盲導犬訓練所において全ての盲導犬のフォローアップを定期的に行うことを義務付けること。
一 駅のホームや、各種交通手段の利用等、社会の中で多くの人々に盲導犬使用者を見守り、危険に遭遇しようとしている場合には、速やかに声がけや援助をしていただけるよう私たち盲導犬使用者も強く社会へ啓発、啓蒙に努める。
一 盲導犬使用者が二度とこのような悲惨な事故に巻き込まれないよう、私たち使用者も、より安全な移動に努めて行くと共に、関係各機関に対し安全対策を計るよう強く求める。

平成28年度 執行部組織

 会長 郡司七重
副会長(事務局担当) 蛭田友子

 理事 会計部 生長善治郎
理事 情報部 山本誠
理事 会報部 すきっぷ担当 溝尾智重子
理事 会報部 池田純
理事 問題対策部 杉元忠幸
理事 問題対策部 杉元あけみ
部員 問題対策部担当 栗田陽子

 監事 森田富廣(とみひろ)
監事 内藤夏子

 相談役 清水和行